2019年12月18日 関西弦楽4重奏団&豊崎泰嗣 ブラームス弦楽5重奏曲 全曲演奏会
日本センチュリー定期(12月9日)と読響大阪定期(12月24日)は、やんごとなき事情でパス。特に読響は唯一の第九、かつ2019年締めくくりの演奏会とする予定だっただけにとても残念。新年を迎えて、やっとで12月に聴いた演奏会4つを備忘メモとしてアップ。
12月5日_ヴェルディ『椿姫』(新国オペラパレス)
12月6日_井上道義・読響のマーラー3番(東京芸術劇場)
12月7日_ウィグルワース・東響の川崎73回定期(ミューザ川崎)
12月18日_関西弦楽4重奏(ザ・フェニックスホール)
ザ・フェニックスホール
1階C列3番
関西弦楽4重奏団
豊崎泰嗣 〈ヴィオラ〉
ハイドン :弦楽4重奏曲 ニ短調『五度』
ブラームス :弦楽5重奏曲 第1番 へ長調
ブラームス :弦楽5重奏曲 第2番 ト長調
豊崎泰嗣をヴィオラ奏者として迎えての弦楽5重奏。全曲演奏といっても2作品のみなので、尺合わせでハイドンの短調作品を前プロに加えた演奏会。ハイドンがなぜか艶やかさを欠いていたように感じられたのは、次に演奏されるブラームスと何らかの関係があったのだろうか。そのブラームス、最初の第1番は第1楽章で各パートが少し溶け合わないように感じたものの、その後は安定した盤石の演奏。やはり、晩秋に聴くブラームスは良いものだ。