あーと屋のほぼ大阪クラシック演奏会気まま日記

タグ:大阪クラシック


2017
913日 大阪クラシック2017 第46公演

 

大同生命大阪本社ビル

1階ロビー 立見

 

ハープ: 平野 花子  大阪フィル

ピアノ: 松永 加也子

 

J.L. デュセック: ハープとピアノのための2重奏曲 作品36

一柳 慧: 夏の花

C. サルツェード: ソナタ

 

演奏された3曲(各10分ほど)のうち一柳慧の“夏の花”とサルツェードの“ソナタ”は、所謂、前衛音楽の部類に入る現代曲。あえてポピュラーな曲を避けた、とっつき難いプログラムを持ってきた演奏者、そしてそれを静かに聴き入るフロアいっぱいの人々(勿論、私も)。“大阪クラシック”が大阪にしっかり根付いていることを実感させられる。

 

大阪クラシック2017_第46公演




2017912日 大阪クラシック2017 第34公演 ZeppNamba

Zepp Namba 

1F7

パーカッション

井口雅子、久保田善則、中村拓美、堀内吉昌  大阪フィル

 

エーベル      : トムトム・フーリー

E.コペツキ    : ヘビのうた

吉岡孝悦      : オルゴール

J. ケージ     : サード・コンストラクション

  ――アンコール  曲名不明

大阪クラシック2017_第34公演_1

今年の“大阪クラシック”で最も楽しみにしていた公演。なんてったって会場がZepp Nambaだもの。喫煙エリアやアルコールを売るカウンター(さすがに今日はソフトドリンクのペットボトルのみ。でも300円は高い!)のあるロビーからフロア通ずるドアの注意マークなど、初めて見て笑ってしまった。


大阪クラシック2017_第34公演_3


演奏も、パーカッションアンサンブルなら、たとえ一瞬楽譜が消えてしまっても、どうにかアンサンブルが継続できることを証明した笑えるハプニングあり。




大阪クラシック2017_第34公演_2

2017911日 大阪クラシック2017 第24公演 ザ・フェニックスホール

 

ザ・フェニックスホール 

1C8

 

チェロ: 近藤 浩志  大阪フィルチェロ首席奏者

ピアノ: 河合 珠江

 

オール・グリーグ・プログラム

『ペール・ギュント』より“ソルヴェイグの歌”

チェロ・ソナタ イ短調

  ――アンコール  4つのデンマーク語の歌『心のメロディ』第3曲“君を愛す”

 

ザ・フェニックスホールは弦楽器のソロを聴くには最高に贅沢な空間。大阪フィル首席奏者近藤浩志さんによるオール・グリーグ・プログラムを楽しんだ。ホール自慢の可動式反響板もアンコール曲の終わりに合わせたかのようにタイミングよく上がり、ガラス越しに見える夜景もまた、いつもながら見事。

 
大阪クラシック2017 第24公演

201598日 大阪クラシック2015 第35公演  

ザ・フェニックスホール  20:00~20:50

 


ヴァイオリン  文洙

ピアノ       吉田輝

 


フランク   ヴァイオリンソナタ イ長調

アンコール シューマン ソナタ23楽章(?)

 


33回公演を聴いてから、ザ・フェニックスホールに向かう。昨日と異なり60分近く間があるから今日は安心と思いきや、ダイビルを出ると外はかなりの雨。結局、今日も土佐堀沿いの夜景を楽しむことなく、傘をさして北新地を通り抜けて会場に移動した。

 


フランクのソナタは愛聴曲なのでいろいろと・・・だけど、とにかく固いこと抜きに音楽を楽しむことが大阪クラシックの趣旨なので、演奏についての感想は割愛。そういえば今年の聴き始めも樫本大進さんのいずみホールでのこの曲でした。

 


昨日の第23回公演はガラススクリーン越しに高層ビルの明かりと御堂筋のヘッドライトを舞台背景にした演奏会だったけど、今日は曲に合わせてのことか、遮光壁を下した中での演奏でした。

 


アンコールは崔さんからアナウンスがあったけど、よく聞き取れなかった。たぶんシューマン ソナタ23楽章かな。1番ソナタかなぁ?自信なし。明日の公式ブログで教えてもらいましょう。

 


昨日に続いて仕事終わりに室内楽を堪能した一日でした。

 



201598日 大阪クラシック2015 第33公演  

ダイビル 1階ロビー 18:30~19:05



ブラームス   弦楽五重奏曲 第1番 ヘ長調

ベートーベン 弦楽五重奏曲 変ホ長調 Op 4 3楽章 (アンコール)



ヴァイオリン 黒瀬奈々子、中西朋子

ヴィオラ     川本靖子、佐藤まり子

チェロ       石田聖子



うまく仕事を調整して18:00前には会場のダイビルの一階ロビーに到着すると、ちょうどリハーサルの演奏中で、一瞬“時間を間違えた?”と焦ってしまった。昨日と同様、早めに到着した他の方々と一緒にフロアに胡坐をかいての鑑賞。



常々スピーカーで聴いていると気が付かないけど、こうして実演に接するとVaVnと同数になることで、各パートの役割が弦楽四重奏とはかなり変わってくるのが解ってとても面白い。今日は雄弁な1st. Vaと唯一の高音域担当1st. Vnの間で絶妙な役回りを演じていた2nd Vnから目と耳が離れませんでした。



昨日と同様、20:00からの第35回公演のチケットを購入済みだったので、終了と同時にザ・フェニックスホールに向けて移動した。


 


 


 


 


 

201597日 大阪クラシック2015 第23公演  

ザ・フェニックスホール  20:00~20:55

 


ヴァイオリン 田野倉雅秋

ピアノ       村田千佳

 


ハイドン           ヴァイオリンソナタ ト長調 Hob. XVI:32

ベートーベン ヴァイオリンソナタ 第3番 変ホ長調 Op12-3

アンコール  1曲目 

アンコール  2曲目

アンコール  3曲目 クライスラー愛の喜び

 


22回公演の会場を出たのが19:40。土佐堀沿いをビルの夜景を楽しみながら徒歩で、と思っていたけど、結局、少々焦り気味に北新地を早歩きで突き抜けて、どうにか開演ギリギリに着席できた。

 


素晴らしい演奏会でした。ハイドンもベートーベンも素敵だったけど、予定の2曲が終わって拍手と共に大植監督が楽譜を抱えて二人の奏者と共に再びステージに出てきたところから、事実上の第二部が開幕したみたい。アンコール1曲目と2曲目は今まで一度も聴いたことの無い曲でしたが、どちらも10分ほどのとてもアンコールピースとは思えない曲で、最後のクライスラーが終わった時には会場全員のスタンディングオベーションでした。

 


19:00の第22公演と合わせると、室内楽コンサート一晩分のプログラムを堪能できた、そして村田千佳さんの大ファンになった一夜でした。

 


201597日 大阪クラシック2015 第22公演  

ダイビル本館 1階ロビー 19:00~19:40

 


J.S. バッハ   三声のインヴェンションより第8番 

モーツアルト ディベルティメント 変ロ長調K439b

ハイドン     三重奏曲

P. T. Bor     バッハ・アット・ザ・ダブル

J. S. バッハ インヴェンション イ短調(アンコール)

 


ヴァイオリン 鈴木玲子

ヴィオラ     上野博孝

コントラバス 松村洋介

 


18:00過ぎに仕事を切り上げ四つ橋線で会場に向かう。開演の20分ほど前に到着するとフロアの半分くらいほどの人がすでに床に座って始まりを待っておられた。私もフロアに胡坐をかいて鑑賞。低音部がチェロではなくコントラバスになり、更にフロアのコーナーで演奏されたことで、ベースの音がとても丸く柔らかく響き、特にバッハの曲が至福の響きでした。

 


20:00開演の有料第23公演チケットを購入済みなので、演奏が終わったら土佐堀沿いを歩きながら次の会場へ・・・と思っていると、3曲目が終わったところですでに19:30に。ちょっとハラハラしながらちょっとJazzyなバッハ・アット・ザ・ダブルとアンコールを聴き終わったら19:40になっていた。

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