あーと屋のほぼ大阪クラシック演奏会気まま日記

2019年12月

20191129日 関西フィルハーモニー管弦楽団 第306回定期演奏会

 

大阪ザ・シンフォニーホール

3LLE6

 

指揮            :オーギュスタン・デュメイ

ピアノ          :上田 晴子

 

R・シュトラウス         : ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18

R・シュトラウス         : メタモルフォーゼン ~23の独奏楽器のための~

メンデルスゾーン       : 交響曲第3番 イ短調『スコットランド』

 

 

一曲目、R・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタは、1週間前にザ・フェニックスホールで聴いたオータム・スペシャルコンサートと同じく上田晴子によるピアノ演奏。やはり、デュメイのヴァイオリニストとしての凄さはシンフォニーホールのような大きな空間では半分も伝わらない。先週のザ・フェニックスホールの演奏を聴いていて本当に良かった。

 

指揮者としてのデュメイについて、これまで関西フィルを指揮したベートーヴェン、シューベルトといった古典作品では、どれも〝これを聴かせたい・・・”といった思いが感じられない、わざわざディメイでなくても、と思わせる退屈なものだった。それが、この日の〝スコットランド”は、ロマンティシズムを徹底して追及するアプローチが明確だったし、なにより音楽の新鮮さと生演奏を聴く楽しみを味合わせてくれた。シューマンやブラームスあたりをもっと聴いてみたい。

 

メタモルフォーゼンでは、直接音がはっきり耳に届く3階バルコニー前列では、関フィルの弦の実力が露になってしまった。これはデュメイの指揮力とは別次元のこと。

 

 
20191129_関西フィル

20191129_関西フィル_ 1

20191127日 大阪フィルハーモニー第533回定期演奏会 1日目

 

フェスティバルホール

定期会員席

 

指揮            : 準・メルクル

ピアノ          : 児玉 麻里、 児玉 桃

 

ドビュッシー    : 子供の領分

ドビュッシー    : 牧神の午後への前奏曲

武満徹          : 夢の引用

  ― アンコール  ラベル :マ・メール・ロワより

3曲『パコダの女王レドロネット』 連弾

シューマン      : 交響曲第3番 変ホ長調 作品97『ライン』

 

準・メルクルは、ほぼ隔年で大阪フィルの定期を振っているところを見ると、メンバーからも受けがいいのだろう。シャープな指揮ぶりで縦の線も良く揃うし、演奏しやすそう。この日の演奏で特に感心したのは木管セクションのバランスの良さで、ドビュッシー2曲、そして『ライン』2楽章での洗練された響きは、この指揮者の才を改めて感じさせた。ドビュッシー2曲は大いに楽しめた一方で、シューマンは中庸で毒っけが無く、あっさりとしすぎ。この曲は、もう少し粘ったロマンティックな演奏のほうが好みなのだけど。

 

ドビュッシーの交響詩『海』を大胆に引用した武満徹の〝夢の引用”は、聴き始めからしばらくは武満徹らしい(?)独特な響きの妙に魅せられたものの、そのうち飽きてしまった。やはりゲンダイオンガクは、わざわざに聴きたいとは思わないな。

次の日は早朝便で東京なので、今回の定期2日目は聴けず。

 

さてと、一週間ほどブログ書きをほっぽってしまった。私のこの秋のコンサートラッシュも大詰めで、今日の新国の椿姫、読響のマーラー3番、東響のマーラー1番と最後の三連荘。

20191127_大阪フィル定期_メルクル

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