あーと屋のほぼ大阪クラシック演奏会気まま日記

2016年09月

201699日 新日本フィルハーモニー 第561回定期演奏会サントリーホールシリーズ


サントリーホール

2LB○列


R・シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 Op.30

R・シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 Op 40

ー アンコール  R.シュトラウス: 歌劇『サロメ』より“サロメの踊り”


指揮: 上岡敏之


ツァラの冒頭“日の出”…416型フル編成のオケが一度音量をふっと落とした後、指揮者に煽られたかのように極限までクレッシェンドが・・・あれっ、しない!轟音に満たされなどしない。せっかくの2LB席なのに・・・。


いやあ、参りました。昨年12月のフィスティバルホールでの読響との第九、そして今年3月のシンフォニーホールでの新日フィルのマーラー1番を聴いて、上岡敏之さんをどう受け止めてよいか全く困ったものでしたが、今夜、はっきり認識しました。この指揮者、オーケストラコントロールの才に満ちた天才指揮者です。戦いに狂乱することなどまったく無い“英雄の生涯”がこんなにも純音楽的魅力に満ちた音楽として聴けるとは。大阪での二晩(第九と巨人)に接し、“もし東京に居していても、新日フィルの定期会員にはちょっと・・・”と思ったものですが、撤回です。もし東京でどこかの定期会員になるとしたら、読響よりも新日フィルで上岡敏之さんをもっと聴いてみたい。この指揮者が振るブラームスやシューマンはどんな音楽なのでしょう?


終演後、上岡敏之さんはコンマスの崔文洙さんとオーケストラメンバーを讃え、また崔文洙さんもメンバーを代表して指揮者をリスペクトする姿が、大阪フィルの定期会員としてうらやましくすら感じられます。崔文洙さんは2週間前の大阪フィル定期でも客演コンマスを務めていたけど、オーケストラとの信頼を得ているようには思えない桂冠指揮者とのブルックナー9番による定期2日間とは大違い。


今年も911日から一週間“大阪クラシック”が開催されますが、今年は崔文洙さんの参加は無し。11日は横浜のみなとみらいホールで同プログラムの演奏会があり致し方ないにしても、氏のフェニックスホールでの夜公演が聴けないのは本当に残念です。


 


 


 


 


 


 


 


 









2016826日 大阪フィルハーモニー第501回定期演奏会 2日目


フェスティバルホール

2階 L○列7


小倉朗: 管弦楽のための『舞踏組曲』

ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 ”ノバーク版"


指揮:大植 英次


――この数か月間ほど夏季休暇返上の“超”多忙で、コンサート後もオフィスや滞在先のホテルに戻って仕事をこなしているような状態では、演奏会日記を書いている間がなくなってしまった・・・という言い訳のもとに、大阪フィル500回定期(第2日目)、日本センチュリーいずみ32回定期、そして大阪フィル501回定期(第1日目、第2日目)について、忘備として書き留めておきます。 ――


昨日に続きオケの集中度が低い。今夜も終演後のコンマスによる指揮者称賛のパフォーマンスも無し。残念ながら、2日続けて、感動無し。


今夜も演奏終了後、数十秒間の静寂。曲が終わるや否や、むやみやたらにブラボーを叫ぶ輩がいる関西フィルや日本センチュリー(彼らはきっと楽団の関係者なのでしょう)、さらには在京のオーケストラを思えば、これは大阪フィルの財産にちがいない(昨日の第1日目にも同じことを記したけど・・・)

大阪フィル_定期第501回


 


 


 


 


 


 








2016825日 大阪フィルハーモニー第501回定期演奏会 1日目

 


フェスティバルホール

1階 定期会員席

 


小倉朗: 管弦楽のための『舞踏組曲』

ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 ”ノバーク版"

 


指揮:大植 英次

 


――この数か月間ほど夏季休暇返上の“超”多忙で、コンサート後もオフィスや滞在先のホテルに戻って仕事をこなしているような状態では、演奏会日記を書いている間がなくなってしまった・・・という言い訳のもとに、大阪フィル500回定期(第2日目)、日本センチュリーいずみ32回定期、そして大阪フィル501回定期(第1日目、第2日目)について、忘備として書き留めておきます。 ――

 


奇才なれど時に不快なほどに奇をてらった解釈を押し付けることもある大植英次さんですが、さすがにブルックナーの9番ではあまり無茶はしない。でもどうもオケの集中度が低い。終演後、指揮者3度目の登場での恒例のコンマス崔文洙さん)による指揮者称賛のパフォーマンスも無し。

 


演奏終了後、数十秒間も続く静寂は大阪フィルの財産かもしれない。私も含めた定期会員全員、そしてタクトが止まってからも持ち上げた弓を微動だにさせない60名の弦セクション、フェスティバルホール内のすべての人たちによって成し得る奇跡的時間です。

 大阪フィル_定期第501回


2016617日 日本センチュリー交響楽団 第32回いずみ定期 

 


いずみホール

1階 定期会員席

 


ハイドン: 交響曲第9番 ハ長調

モーツアルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調『ジェナミ』

   ――アンコール 

モーツアルト:ピアノソナタ第113楽章“トルコ行進曲”

 


ハイドン: 交響曲第27番 ト長調

ハイドン: 交響曲第70番 ニ長調

 


          : 飯森規親

ピアノ : 小山実稚恵

 


――この数か月間ほど夏季休暇返上の“超”多忙で、コンサート後もオフィスや滞在先のホテルに戻って仕事をこなしているような状態では、演奏会日記を書いている間がなくなってしまった・・・という言い訳のもとに、大阪フィル500回定期(第2日目)、日本センチュリーいずみ32回定期、そして大阪フィル501回定期(第1日目、第2日目)について、忘備として書き留めておきます。 ――

 


落穂ひろいに終始した前回定期と異なり、交響曲3曲はどれもハイドンらしい機知にとんだ作品で、とにかく楽しい。小山実稚恵さんのピアノは実に繊細な音色の変化とニュアンスに富んでいることに感動。いままでの豊かな間接音に富むホール後方から中央6列目に定期会員席を移したしたことで、感じ取れたことなのでしょう。

2016年7月22日 大阪フィルハーモニー第500回定期演奏会 2日目


フェスティバルホール

2階 L○列7


バカロフ:ミサ・タンゴ

ベートーベン:交響曲第3番『英雄』


指揮:井上 道義

メゾ・ソプラノ:サンドラ・フェランデス

バリトン:ガスパール・コロン

バンドネオン:三浦一馬

合唱;大阪フィルハーモニー合唱団


――この数か月間ほど夏季休暇返上の“超”多忙で、コンサート後もオフィスや滞在先のホテルに戻って仕事をこなしているような状態では、演奏会日記を書いている間がなくなってしまった・・・という言い訳のもとに、大阪フィル500回定期(第2日目)、日本センチュリーいずみ32回定期、そして大阪フィル501回定期(第1日目、第2日目)について、忘備として書き留めておきます。 ――


定期会員になっている第1日目は、出張になったため会社の同僚にチケットを譲って、2日目のみ。

1曲目のミサ・タンゴは、あまり面白くもなく、またも感動なし。

ベートーベンは、曲冒頭の主和音から全身全霊を注ぎ込むかのような“渾身”の演奏。たしか、昨年4月の“第1回大阪4大オーケストラの饗宴”で同曲を演奏した際にも、演奏終了後に井上道義さんが真っ先にHr首席の高橋さんを讃えていたけれど、本日も最も称賛を得ていたのが高橋さんだった。確かに氏の加入がHrパートを、いや大阪フィルを救った感があります。

大阪フィ_500回定期


 


 


 


 


 







2016720日 横浜みなとみらいホール 1ドルコンサート


横浜 みなとみらいホール


J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565

J.S.バッハ/M.レーガー、Kシュトラウベ編: インヴェンション第1番、第4番、第8

J.S.バッハ / Cクロンプ編:イタリア協奏曲 BWV971 1楽章

J.S.バッハ:目覚めよと呼ぶ声が聞こえ BWV645

J.S.バッハ/ M.レーガー編:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903


オルガン: 大木 麻里


横浜みなとみらいのクイーンズタワーで仕事予定があるときは、部下、同僚には“横浜のサテライトオフィス”で仕事中と伝えて、アポの前後にみなとみらいホール直ぐ傍のCAFÉ de CRIEでノマドしています。オープンカフェになっていて、PC電源もあり大変居心地が良いのです。今日も午後遅めの客先との打合せにむけて大阪から早々に移動してノマドしていると、屋外PAから“本日、19時からみなとみらい大ホールにて1ドルオルガンコンサートを開催するので、是非聞きに来てほしい”とのアナウンスが耳に入りました。チケットブースにいって尋ねると、入場料100円、もしくはUS1ドルで40分ほどのパイプオルガンコンサートが19時からあるのだそう。これは聴かずにはいられない。客先訪問を終えた後も引き続き、そのカフェでノマドを続け、開場を待ちます。

ホールは夏休み初日でもあり、家族ずれの音楽愛好家の皆さんで数百人ほど。私も国内出張のキャリーバッグを座席まで持ち込み、普段とは違ったカジュアルな雰囲気でパイプオルガンの響きを堪能しました。ホールでのオルガン演奏会は、じっと目を閉じてオルガンの音を聞き入っていたほうが良いと思い込んでおりましたが、本日の演奏会で認識を改めました。特にレーガー編曲作品での両足移動のアクロバティックで見事なこと。ベースラインをオクターブで弾いたと思えば、左右の足をクロスさせながら早いスピードでフーガ旋律を弾いたりで、きっとオルガニストにとって腰痛と股関節炎症は職業病に違いない、と思いながら演奏の後ろ姿を見入ってしまいます。


P.S. 演奏会以来、CDラックに10年近く放置したままだったMAX REGERの室内楽CD23BOX SET(CAMERA MAGNA)をついに聴き始めました。

みなとみらい_オルガン


 


 


 


 


 


 








このページのトップヘ