2020年2月28日 関西フィルハーモニー管弦楽団 第307回定期
ザ・シンフォニーホール
2階LLC列6番
指揮 : ゴロー・ベルク
ピアノ : ダナエ・デルケン
シューマン :序曲、スケルツォとフィナーレ 作品52
クララ・シューマン :ピアノ協奏曲 イ短調 作品7
―― アンコール ブラームス :間奏曲 変ロ長調 作品76の4
ブラームス :交響曲第4番 ホ短調
たった今しがた(3月7日 午後1時)神々の黄昏(びわ湖ホール)のライブストリーミング放送(YOUTUBE)が始まった。無観客公演・ライブストリーミング実施という英断にいちワグネリアンとして感謝の限り。今日、そして明日の両日、視聴します。
なんだか、神々の黄昏の公演中止を知ってから、まったくブログ記事アップに気がいかなかった大阪フィルと関西フィルの2演奏会について備忘として、簡単にアップします。
実際の演奏が始まるまで、てっきりローベルト・シューマンのイ短調が演奏されるものだと思い込んでいた。耳に聞こえる曲がまったく異なるので、慌てて足元に投げ置いていたプログラムをこっそり拾い上げて確認してビックリ。なんとクララ・シューマンのピアノ協奏曲だった。こりゃまた大変珍しい作品が聴けたものだ。ソリストアンコールでブラームスの間奏曲が演奏されたので、ローベルト・シューマン=クララ・シューマン=ブラームスと見事にプログラムがつながったことになる。ただ珍しい作品であっても、歴史に埋もれているのも致し方なし、かな。
ブラームスのシンフォニーでの指揮にはちょっと首を傾げるところあり。各フレーズの終わりを点で止めず、そのまま流すように音を残すので、音楽が弛緩してしまったし、弦が不揃いで音が濁る。
さてと、大阪フィルと関西フィルの定期演奏会のブロブ記事をアップしたので、神々の黄昏(びわ湖ホール)のライブストリーミングをじっくり鑑賞します。。。
―― 今、ジークフリートとグンターが血の誓いの盃を交わしてる・・・いよいよ、ハーゲンの見張りの歌が始まる。。。これからワーグナーの毒に浸ります。
コメント
コメント一覧 (5)
ミュターは第1幕からぶっ通しで全力出しきり。ハーゲンも凄くいい。このまま、第三幕までスタミナ切らさずに突っ切ってほしい。
昨年のジークフリート公演後の日本ワーグナー協会関西例会で、パンぺの演出手法についてネガティブに評価し、今年の黄昏はどうなることやらと散々に言いまくったけど、いやはや、まったくすばらしいの一言。自己犠牲からのヴァルハラの崩壊までの展開は、圧巻の一言です。
現在序幕からハーゲンの屋敷への転換中。
やはりジークフリートもブリュンヒルデも初日に比べて厳しい評価になりそうなー。
とにかく最後まで聴き通します。
もし、昨日と今日の公演を聴いていたら、この楽劇の実演鑑賞通算10、11回目となり、最多オペラ作品実演鑑賞の記録更新になっていたところ。
このブログは、実際に聴いた演奏会を記録することが、当初からのルールと定めているので、色々と記したいこともぐっと我慢。
とにかく、感謝の一言だけです。