2019年9月28日 大阪フィルハーモニー第531回定期演奏会 2日目
フェスティバルホール
2階L3列7番
指揮 : ハインツ・ホリガー
ラヴェル :組曲『マ・メール・ロワ』
ホリガー :エリス(ピアノ独奏版)
エリス(管弦楽版:日本初演)
ラヴェル :ラ・ヴァルス
シューベルト :アンダンテ ロ短調D936A R・モーゼル編
シューベルト :交響曲第7番 ロ短調 D759 『未完成』
ほんの数年前までガッカリ演奏(勿論、それも個性ではあったのだけど)を聴かされることがしょっちゅうだった大阪フィルも、この数年は実に安定している。これまで幾度となく定期初日会員であることを嘆いたものだけど、この数年それももうなくなった(今となっては、ちょっと寂しくもある…阪神タイガースのファン心理みたい)。
ラヴェルの2曲では今日のほうが緻密さを深めた反面で、ラ・ヴァルスでは生真面目さというか、オケの機能性の限界を多少感じたのも事実。ただし、そう感じに至るほどキズのない立派な演奏だったということかもしれない。未完成交響曲は、例の息深いパウゼの後、コンマス崔文洙のリード無して全員が頭をそろえてきたところが、昨日からの進化だろうか。もっとも初日のほうがスリリングで迫真だったのだけど。
今週は、木、金、土と続けて件のクラシック音楽バーで飲んだくれ。ラグビーワールドカップ観戦でやってきたオーストラリア人とバカ騒ぎしたり、ホリガーを聴きに東京から遠征してきたクラオタの方々とオタネタで盛り上がったりと楽しい週末を大阪で過ごした。
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