2019年2月4日 松浦奈々 ベートーベン ヴァイオリンソナタ全曲ツィクルス 第1回
ザ・フェニックスホール
1階C列4番
ヴァイオリン :松浦 奈々
ピアノ :須関 裕子
ベートーベン : ヴァイオリンソナタ第1番 ニ長調
ヴァイオリンソナタ第2番 イ長調
ヴァイオリンソナタ第3番 変ホ長調
ヴァイオリンソナタ第5番 へ長調「スプリング」
― アンコール クライスラー:ベートーベンの主題によるロンディーノ
日本センチュリー交響楽団のコンサートミストレス、松浦奈々のヴァイオリンソナタ全曲ツィクルス第1回目。“チケットぴあ”の発売開始早々の購入だったのでシート番号は毎度のようにC列4番。ということで図らずしも一カ月前のフォルクハント・シュトイデに続いて、いつもの位置でのヴァイオリンソロの定点鑑賞。特に1,2,3番の初期3部作は、連続して聴くという“体験”には価値を感じるものの、まだヴァイオリンとピアノが対等の立場で音楽を作り上げていく過程の作品だけに、あまり面白みのある作品群ではない。特にピアノが古典的様式から少し離れてもう少しロマン的な味わいを持たせてくれたら、作品への印象も変わっていたかもしれない。
今後、中期作品6,7,8番のVol.2、クロイツエルと最終10番(加えて4番)を演奏するVol.3。どちらも大いに期待しましょう。チケット購入済みです。
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