2018年10月17日 大阪フィルハーモニー交響楽団 ソアレ・シンフォニー Vol.12
ザ・シンフォニーホール
1階席L列30番
==後半プログラムのみ==
ブラームス : 交響曲第4番
―アンコール ブラームス :ハンガリー舞曲第1番 ト短調
指揮 : 沼尻 竜典
毎年、3月のうららかな日差しが感じられる頃になるとマーラー“大地の歌”を、そして晩秋の紅葉も終わりに近づく頃になるとブラームスの第4交響曲を無性に聴きたくなる。そのブラームスは、3週間ほど前の小泉和裕指揮で聴いた同曲(日本センチュリー、豊中定期)での一本調子気味の音楽よりも、もっと表情豊かで沼尻竜典の意図がはっきりと感じられる“血の通った”演奏だった。それでも、たとえば金管セクションにはもっと渋みが欲しいし、弦も大阪フィルのベストでは無かったよう。私としてもブラームス4番を聴くにはまだ、時期がほんの少しだけ早すぎたかもしれない。秋がもっと深まった11月に聴けば、もう少し違う感想を持っただろうか。
私が召集した夕方のミーティングの余波で、部署のみんなが夕方遅くまで仕事で残っているのに、私ひとりいつものように“電波の届かないところに行ってくるから(演奏会を聴きにいってくる!)”と言ってオフィスを離れるわけにはさすがにいかなった。ということで、前半のモーツァルト2曲(歌劇『フィガロの結婚』序曲とヴァイオリン三浦文彰との協奏曲第3番)は聴いていない。
《閑話休題》
クラシック音楽バー“ココルーム”の店長が、先日のヴァレリー・アファナシエフの演奏会をザ・シンフォニーホールで聴いたあと、会場出口で店のチラシ配りをしていたら、“あーと屋のブログに紹介されていたお店ですね”と声を返してくださった方がいらっしゃった、とのこと。拙ブログをお読みいただけてるんだぁ、と実感できて、うれしい限り。
スノッブ感皆無の気軽な(けっして綺麗ではないけど・・・“店長、ゴメン”)お店です。
ワタクシ、ほぼ毎週木曜日(大阪にいる限り、ですが)はお店におります。
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