2018926日 イル・ディーヴォ 大阪公演

 

大阪オリックス劇場

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会社の同僚に ILDIVO イル・ディーヴォの大阪公演にお誘いいただいた。2年ぶりのアルバムTIMELESS発売に合わせてのジャパンツアーの一環で、大阪は当初オリックス劇場でのこの日の公演のみだったものが、発売開始早々に SOLD OUT になり、翌日にも追加公演があるらしい。 

 

“全世界で3000万枚以上を誇る唯一無二のモンスター・ヴォーカル・ユニット” なのだそうだけど、実はお誘いいただくまでイル・ディーヴォについて、まったく知りませんでした。でも、ものすごい人気であることは、当日のホール内の雰囲気で知らされました。そりゃそうですよね、ネットで検索してみると東京では追加公演を含めて武道館4日連続公演らしい。大阪の会場も本来ならフェスティバル・ホールが相応しそうだけど、何らかの事情があるのでしょう。

 

客層は中高年の女性が8割近くだったろうか。フェスティバル・ホールでは、開演前に  “前のめりになると後ろの席の方が見えなくなるので、席に深く座ってご鑑賞ください” と(少なくともクラシックやミュージカル公演では)アナウンスがあるけど、今回のオリックス劇場での公演はそんなアナウンスもないし、そもそも客もそんなつもりなど端からない。私の前、2階最前列に座ったラテン系カップルがイチャイチャ、ノリノリで、普段  “良い行儀”  をしてステージを見入っている身としては、かなりのアウェー感あり。(苦笑)

 

歌われた曲の中でオペラのナンバーは、モーツアルト『魔笛』タミーノのアリア(たぶん、第1幕のアリアだったと思うけど、記憶が曖昧)と、レオンカヴァッロ 『道化師』 カニオの “衣装を着けろ”の2曲。メンバーの誰のソロだったか、こちらはまったく判らず。如何せん、思いっきりPAを効かせていて、4人の声の個性も聞き分けられないし、2階席はステージから遠いし、まして目の前にイタリア人(?)のカップルがいたのでメンバーが認識できなかった。

 

とにかく普段、生音になじんでいる耳にはPAガンガン効かせた音は正直、少々辛いところもあったけど、はい勿論、楽しめましたよ。全員親日家らしく、またメンバー全員、名かな日本語が達者で、アンコール2曲のあと『燃え尽きました』と言い残してコンサート終了。開演が630分。15分の途中休憩を挟んで、終演9時。

 
イル・ディーヴァ_20180926

イル・ディーヴァ_1_20180926