201831日 ザ・シンフォニーホール・ストリング・クインテット Vol.3

 

大阪ザ・シンフォニーホール

1H13

 

ボッケリーニ: 弦楽5重奏曲 ホ長調

ピアソラ : ヴァイオリンとコントラバスのための5つのタンゴ

シューベルト :弦楽3重奏曲第1番 変ロ長調

オンスロウ :弦楽5重奏曲第15番 ハ短調 作品38『弾丸』

 

  アンコール  モーツアルト:ディヴェルティメント 変ロ長調K1372楽章

 

クインテットメンバー

1stVn  田野倉 雅秋  大阪フィル首席コンマス

2ndVn  岡本 伸一郎  大阪交響楽団アソシエイトコンマス

Va     木下 雄介     大阪フィル首席奏者

Vc     北口 大輔     日本センチュリー首席奏者

Cb     村田 和幸   日本センチュリー首席奏者

 

前回Vol.2会場での先行発売でC列を購入済みだったことをみごとに失念しており、昨年末にH列の席も買ってしまった。ということで、C列席を知人に譲って、私はH列に。

 

3楽章“メヌエット”(20代のころ、勤務先事業所工場の始業前のBGMだった)が“次回曲目告知”として前回アンコール演奏されたボッケリーニが、なかなかの佳作。しかも原曲Vc2丁のところを、VcCbとしたことで面白みが増した。ボッケリーニといえば、その“メヌエット”を別とすればギターとの弦楽5重奏を知るのみで、今回Wikipediaで調べてみるとかなりの多作であることにちょっと驚き。

 

Vn2Va+Vc+Cbの編成による埋もれた作品を聴かせてくれる、という意味でオンスロウを紹介してくれたことに感謝。この作曲家もWikipediaによればかなりの多作家らしい。ただし、作品に纏わるエピソードを演奏前に紹介してくれたので面白く聴けたにしても、作品自体は“歴史の埋もれること、然もありなん”ですね。

 

次回のメインはなんと、クロイツェル・ソナタの弦楽5重奏版とのこと。これは聴かなきゃならない。

 
シンフォニーホール弦楽5重奏_20180301