2018年3月1日 ザ・シンフォニーホール・ストリング・クインテット Vol.3
大阪ザ・シンフォニーホール
1階H列13番
ボッケリーニ: 弦楽5重奏曲 ホ長調
ピアソラ : ヴァイオリンとコントラバスのための5つのタンゴ
シューベルト :弦楽3重奏曲第1番 変ロ長調
オンスロウ :弦楽5重奏曲第15番 ハ短調 作品38『弾丸』
アンコール モーツアルト:ディヴェルティメント 変ロ長調K137第2楽章
クインテットメンバー
1stVn 田野倉 雅秋 大阪フィル首席コンマス
2ndVn 岡本 伸一郎 大阪交響楽団アソシエイトコンマス
Va 木下 雄介 大阪フィル首席奏者
Vc 北口 大輔 日本センチュリー首席奏者
Cb 村田 和幸 日本センチュリー首席奏者
前回Vol.2会場での先行発売でC列を購入済みだったことをみごとに失念しており、昨年末にH列の席も買ってしまった。ということで、C列席を知人に譲って、私はH列に。
第3楽章“メヌエット”(20代のころ、勤務先事業所工場の始業前のBGMだった)が“次回曲目告知”として前回アンコール演奏されたボッケリーニが、なかなかの佳作。しかも原曲Vc2丁のところを、VcとCbとしたことで面白みが増した。ボッケリーニといえば、その“メヌエット”を別とすればギターとの弦楽5重奏を知るのみで、今回Wikipediaで調べてみるとかなりの多作であることにちょっと驚き。
Vn2+Va+Vc+Cbの編成による埋もれた作品を聴かせてくれる、という意味でオンスロウを紹介してくれたことに感謝。この作曲家もWikipediaによればかなりの多作家らしい。ただし、作品に纏わるエピソードを演奏前に紹介してくれたので面白く聴けたにしても、作品自体は“歴史の埋もれること、然もありなん”ですね。
次回のメインはなんと、クロイツェル・ソナタの弦楽5重奏版とのこと。これは聴かなきゃならない。
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