2017年5月9日 ダニエル・シュー ザ・シンフォニーホール ヤングプレミアムコンサートVo.l. 4
大阪ザ・シンフォニーホール
1階B列21番
ピアノ: ダニエル・シュー
J.S. バッハ: シャコンヌ ニ短調 BWV1004 ブゾーニ編
シューベルト: 即興曲 D899より 第2曲、第3曲
リスト: 『ドン・ジョヴァンニ』の回想 S.418
ムソルグスキー; 展覧会の絵
アンコール シューマン; トライメライ
またまた演奏会の記録(ブログ)更新をサボってしまった。5.月に聴いた7つの演奏会(ダニエル・シュー・リサイタル、大阪フィル第508回定期、シンフィニーホール・ビッグバンドVol.5, 関西フィル第283回定期、松江クラシック、タンペレ・フィル、日本センチュリーいずみ第35回定期の記録を一気にアップします。
一律2,000円の入場料は破格。まして有名曲ばかりを2列目中央のピアノ真下で演奏を聴いたのだから十分満足。コンクールに向けて徹底的に弾き込んだのだろう作品で構成されたプログラムは、勿論とても19歳らしく力感にみちた立派な演奏だし、テクニックもまったく不安が無い。
国際著名コンクール優勝といった金看板やビジュアル的な魅力が無いとチケットが売れない現実があるなか、パンフレットに記された“ラン・ランやユジャ・ワンを育てた指導者のもとで8年間学んでいる”、“浜松国際コンクールで第3位”といった言葉が、どれほどピアニストの世界で重みのあることなのか、私にはまったく想像がつかない。私はこの日、果たして将来のビッグネームの演奏を聴いたのだろうか、それとも数多いる若手演奏家の公演をたまたま耳にしたのだろうか?
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