福山リーデンローズ
1階R26列1番
ベートーベン: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
ドヴォルザーク: 交響曲第8番「イギリス」
-----アンコール---- ヘンデル(ハーティ版):水上の音楽 “アラ・ホーンパイプ”
指揮: 大友 直人
ヴァイオリン:川久保 賜紀
今年も妻を誘って福山芸術文化ホールのリーデンローズで行われた広島交響楽団の福山定期演奏会を聴く。
特に弦パートが昨年の定期(2016年2月7日)のブログで記した感想の通り、大阪のプロ団体に勝るとも劣らない充実した厚みのあるアンサンブルで、ドヴォルザークなど実力十分の管セクションと一体となった隙の無いみごとな演奏。私の席では間接音中心の豊潤な弦に対して木管の直接音が少々大きく聞えすぎるきらいはあったけど、おそらく一階席前方だったらきっとパーフェクトだったに違いない。1st Trを務めたエキストラの女性奏者、上手かったなあ。
ベートーベンのVn協奏曲は、私的“寝落ちする曲”の最右翼。ヴァルティオーゾ的な華やかさやドラマティックな展開があるわけではなく、相当に魅力的な(もしくは個性的な)演奏でもない限り、つい睡魔に負けてしまう。チケットぴあ発売開始早々にネット申し込みしたにもかかわらず1階席後方の席だったため、豊かなホールトーンに浸りながら全曲を聴き終えたのもの、妻の終演後、開口一番の感想は『なんで、みんな眠たくならないの?』だった。
閑話休題 == 音楽とまったく無関係な話題を ==
サウスカロライナのクレムソン大が先日の全米王者決定戦で、試合終了2秒前のTDパスによる奇跡の大逆転でアラバマ大を打ち倒し悲願のナショナルチャンピオンになった。二昔前、オフキャンパスに家族とともに5年間過ごした土地だけに感慨ひとしお。8万人収容のメモリアルスタジアム(通称DeathValley)にはよく試合を見に出かけたものです。応援曲Tiger Ragが無性に懐かしい。
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