2016年5月21日 ザ・シンフォニーホール・ビッグバンド Vol.2
大阪ザ・シンフォニーホール
1階中央ブロックO 列
Music Director 菊池寿人
Special Gust:古澤 巌
プログラム
Just Friends
Mack The Knife
After You’ve Gone
Four Brothers
シェルブールの雨傘(Piano Trio)
A night In Tunisia
**休憩
オレンジ・ブロッサム・スペシャル
Sweet Georgia Brown
シェヘラザード(アラブの歌~オリエンタル・ダンス)
マンボNo. 5
Take Five
Spain
――アンコール
Livertang On Fire
Sing, Sing, Sing
フェスティバルホールの大阪フィル定期会員席券を知人に譲ってでも、どうしてでも聴きたかったコンサートです。よりによって今週は火曜日から横浜、東京と出張となったものの、上司の了解を得て夕方3時に東京オフィスを飛び出し、新幹線に飛び乗ってギリギリ開演に間に合いました。(不本意ながら、もうひとつ楽しみにしていたデュメイがVn独奏と指揮をする木曜日の関西フィル274回定期はあきらめました)
今年1月のVol. 1の時は、特に前半プログラムでは比較的オリジナルをリスペクトしたアレンジでメンバーのアドリブソロをたっぷりと楽しませてくれたけど、今夜のVol. 2では、“もうこのバンドのご紹介は結構でしょっ!”といった感じで、Piano Trioによる“シェルブールの雨傘”で、クソ真面目なテーマ演奏から一転、コンテンポラリージャズを聴かせてくれたり(Vol. 1の時と同様、ピアノの宮川真由美さんのノリノリ演奏が素敵です)、A night In Tunisiaでゲストパーカショニストをフューチャーしたりと捻りを効かせた演奏の連続です。中学・高校時代レコードを擦り切れるまで聴いたペレスプラード楽団のマンボNo.5がもう、“マンボ”じゃ無くなってるし、Take Fiveなどは4拍子にアレンジされてる!
ちょっと残念だったのは、後半から参加の古澤巌さんのヴァイオリンがホーンセクションに埋もれてしまっていたこと。それでも最後のあたりではソロが浮かびあがって聞えだしたのは私の耳が慣れてきたからでしょうか、それとも一階席最後列に置かれていたPAステーションでバランスの調整をかけたのでしょうか?
次回Vol.3は困ったことに週末土曜日です。通常は大阪に居ないので聞きに行けないかも・・・・。
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