2016422日 延原武春 テレマン室内オーケストラ J.Sバッハ

 


ザ・シンフォニーホール

1階中央ブロックE

 


J.S.バッハ      :ブランデンブルグ協奏曲第1

                :管弦楽組曲第2

                :ブランデンブルク協奏曲第5

                 ~休憩~

                :ブランデンブルグ協奏曲第4

                :管弦楽組曲第3

―アンコール  

G.Ph.テレマン 3つのトランペットとティンパニのための協奏曲ニ長調 第12楽章

 


指揮 :延原武春

バロック・ヴァイオリン:ウッラ・ブンディース

フルート:リコーダー 森本英希

リコーダー:村田佳生

テレマン室内オーケストラ

 


延原武春さんは数年前にいずみホールでの大阪フィルとのベートーベン交響曲ティクルスでその存在を知って以来、いつか主催団体であるテレマン室内オーケストラの演奏を聴いてみたいと思っておりました。

 


正直なところ、昨年クイケン&ラ・プティット・バンドの演奏(ブランデンブルグ全曲)を聴いた後では、どうしても聴き劣りがしてしまう。特に管楽器の演奏レベルは、その演奏が非常に難しいことを十分に承知したうえでも、やはり大阪という地方をベースに活躍している演奏団体では厳しいものがある。第1曲目の3番オーボエの奏者は学生さんなのか、音を出さない時の不安げな姿は客先から見ても心配になるくらい。正直、最初の曲を聴きながら“しまった、時間とお金を無駄にしたかなぁ…?”と一瞬思ってしまったほど。

ただ、弦楽の人数を絞った編成での第2曲以降は、古楽アンサンブルを十分に楽しませていただきました。


延原武春_バッハ