2016
122日 ザ・シンフォニーホール・ビッグバンド Vol.1


大阪ザ・シンフォニーホール

2階中央ブロックFF


Music Director 菊池寿人

Special Gust:川井郁子


プログラム

In the Mood

Take The A Train

Little Brown Jug

Stardust

Waltz Of The Flowers

Summertime

Sing, Sing, Sing

**休憩

リベルタンゴ

見上げてごらん夜の星を

宇宙戦艦ヤマト

When You Wish Upon A Star

太陽がいっぱい

La Puerta

On Fire

――アンコール

ルパン三世のテーマ

曲目不明 (ホットでファンキーな曲! 宮川真由美さんのピアノ最高)


ハイグレードでとてもハッピーなコンサート。メイナード・ファーガソンのようなハイノート・ヒッター率いるブリブリ・バリバリのサウンドを想像していたけど、まったくの予想違いで正統派ビッグバンド。メンバー全員超一級のテクニシャン。どのソロも最高だし、アレンジは素敵だし、トランペットのハイノートはビシバシ決まるし、ああ、最高に楽しかった。ネットで調べたら菊池寿人さんは私と同郷らしい。それもなんだか嬉しい!


ホールのアコースティックを生かしたPAセッティングが実にすばらしい。地元TV局のアナウンサーとともに進行役でステージに立ったザ・シンフォニーホール音楽総監督の喜多氏によると生音が60%になるようにPAがセッティグされているのだそう。左右に大きなコンサートスピーカーを置くのでなく、ステージ上の複数スピーカーがいろいろな方向に向けられている。たしかに目を閉じて聴いていると、各セクションやソロの音が適度な定位感で聴こえるのがすごい。


なお、この夜の大阪は相当に冷え込んだにも関わらず、ホールの中は暖房がかなり効いておりスーツの上着を脱いでも汗ばむくらい。昨年1223日の関西フィルの演奏会日記に書いたとおり、どうやらこのホールは利用料に相応してホール内温度を可変している(利用料が安いと空調にかける電気代も節約される)ようだ。


ビッグバンド