2015年11月20日 日本センチュリー交響楽団 第29回いずみ定期
いずみホール
1階 後方席
ハイドン: 交響曲第30番 ハ長調『アレルヤ』
ベートーベン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調
ショパン:マズルカ第14番 ト短調 -アンコール
ハイドン: 交響曲第99番 変ホ長調
指 揮 : 飯森規親
ピアノ : クシシュトフ・ヤブウォンスキ
週前半の東京出張と海外からの来客対応(おかげでチケット購入済みの火曜日の大阪フィルのソアレに行けず、METライブビューイングの“オテロ”を見逃した)で疲労困憊の一週間だったけど、今日の演奏会が週末を一気に充実したものにしてくれました。演奏の素晴らしさは前2回のハイドンマラソン(第26回、27回いずみ定期)と同様だけど、今日は全曲通じて同じ中型編成(10+10+8+4+3)だったことで、小編成で演奏される初期作品の時のホルンの音量が大きく聞こえすぎるといったアンバランスがないのが良い。
前回いずみ定期は“NHKの録画”というイベントがあった故か、とにかく盛況だったのに、今夜は定期会員席が埋まっている程度(ざっと6割程度のお客さんの入り)で何ともさみしい限り。今日公表されたフェスティバルホールの大阪フィル来期ラインナップをみると、シンフォニーホールの日本センチュリーと今年もまた4月定期の開催日が重なっている。大阪フィルと限られたパイを取り合うことの無いよう、来シーズンの定期は事前に事務局間で日程調整を図ってくれないかなあ。大阪フィル定期と別の日であれば、パートトップも含めて半数近くをエキストラに頼ったマーラー9番でも“怖いもの見たさ”半分で聴きにいくのに。
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