201511月4日 メットライブビューイング 

ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』

 


なんばパークスシネマ

 


ヴェルディ: イル・トロヴァトーレ 上演日2015103

                            指揮:マルコ・アルミリアート

                            演出:デイヴィット・アクヴィガー

                           

全国主要都市に限られたライブビューイングの会場の中でも、勤務先オフィスから10分で駆け付けられる難波の“なんばパークスシネマ”は上映開始が18:30なので大変ありがたい。仕事の調整をつけネットで事前購入したチケットをもって会場に入ったときは、ちょうどホヴォロストフスキーのルーナ伯爵が回り舞台に乗って下手から登場するところ。脳腫瘍からカムバックを祝福する客席からの歓声を受けて、演奏が一度中断し舞台もまた回転を一瞬止めるシーンだった。

 


イタリアオペラ、とくにヴェルディはどうにも“自分の感性にあまりそぐわない”音楽なのだけれど、それでも舞台が進むにつれ引き込まれてしまう。ネトレプコの特に第4幕での歌と演技は、まさに当代一流のソプラノ歌手面目躍如だったし、マンリーコ役のヨンフン・リーは東洋人(韓国)なのだけれど、なぜか役どころにぴったりの顔つきで声の張りも申し分なし。

 


いつもメットライブビューイングを見ると思うのだけれど、会場で生の演奏を見ている観客が本当にうらやましくなる。いつか本場メトロポリタンオペラをニューヨークで見てみたい。

 


ところで入場の際にいつものタイムスケジュールと一緒にネトレプコ来日ソロ公演(愛知芸術劇場)のチラシを手渡された。東京フィルがバックを務め、テノール歌手が協演するにしても、S席の金額 38,000円はすごいなあ。